看護部 地域包括ケア病棟 [3階病棟(30床)]
3階病棟は、H26年 5月より「地域包括ケア病棟」となり、
地域に密着した役割をはたすよう活動を行っています。
3階病棟看護目標
1.患者様に質の高い看護を提供する
①安全、安楽に留意する
②看護師1人1人が知識を深める
2.患者様が不安なく治療を受けられるよう援助する
①患者様とのコミュニケーションを大切にする
地域包括ケア病棟の機能
(1)急性期治療後の患者の受け入れ
(2)急性期(骨折・手術)の患者の受け入れ
(3)在宅患者の急性憎悪時の入院
(4)リハビリの充実により、在宅・生活復帰支援
※地域包括ケア病棟を活用して「ときどき入院、ほぼ在宅」を達成し、
地域の人と社会を健康にする活動を実践しましょう(地域包括ケア病棟協会)
看護部 医療療養病棟(在宅復帰機能強化型)[4階病棟(30床)]
4階病棟は主として、長期にわたり継続的な医療および看護ケアが必要な患者様を対象とした病棟です。医療度が高く、自宅や施設での療養が困難な方が入院対象となります。
在宅復帰または施設への退院を目標としたリハビリテーション等を提供しています。
4階病棟看護目標
1.患者様の尊厳及び人権を尊重した看護を提供する。
2.患者様の残存機能を大切にし、自立を考えた看護を行う。
3.安全で安心な心地よい療養環境を提供する。
状態悪化とならないように日々観察を十分に行い、患者様の持っている 残存機能を発揮できるよう援助させていただきます。
リハビリ室
入院から退院後の在宅まで、地域密着型のリハビリを実施
当院では、入院から退院後の在宅まで、地域密着型のリハビリを実施しています。
理学療法士(8名)・作業療法士(3名)・言語聴覚士(1名)が、入院または訪問の整形外科疾患・脳血管疾患を中心に、各種リハビリを実施しています。
整形外科疾患
骨折などの怪我や変形性関節症などの慢性的な疾患に対して、治療や自主訓練・自己管理指導を実施します。また、手術が必要な方へは、手術前から介入し、手術後も自宅復帰や職場復帰に向けて支援いたします。
脳血管疾患
発症直後の治療を受けられた病院からの地域の受け入れ先として、継続的なリハビリも実施しています。
退院に向けて
退院に向けては、家屋環境の調整を行っております。
ご自宅へ訪問させて頂き、動作指導や福祉用具の提案・住宅改修のアドバイスをさせて頂きます。
訪問リハビリ
ご自宅での生活(歩く、食事を取る、お風呂の動作、家事をするなど)に不安がある方に対しては、ご自宅での支援を行っております。
薬局・DI室(医薬品情報室)
前田病院薬局の業務は、持参薬の鑑別、服薬指導、そして内服・注射の調剤です。
内服薬は飲み残しや紛失等があるといけないので一包化調剤しており、注射は一施用ごとに調剤しております。
病棟においてはチーム医療を担う一員として与薬をし、医師への処方提案や副作用の早期発見等薬物療法の支援をして患者さんの薬物治療に貢献しております。
薬剤師:2名/助手:1名
検査室
検査室では、血液、尿などを検査する検体検査と、直接患者様と接して検査する生理検査の2種類の業務を行っております。
検査業務は病気の診断や治療経過を判断する上で重要となるため、正確な検査を行い、かつ迅速な提供を心がけています。 また、チーム医療の一員として他部署との連携を大切に、患者様に貢献できるよう業務に取り組んでおります。
検査の紹介
生化学検査 | 肝臓・すい臓・腎臓機能障害/糖尿病/脂質異常/栄養状態/炎症など |
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血液検査 | 貧血/血液疾患 |
一般検査 | 尿定性(蛋白・糖・潜血など)/尿沈渣 |
生理検査 | 心電図/ホルター心電図/肺機能検査/骨密度/血圧脈波(ABI)/神経伝導速度検査/CO濃度検査/パルススクリーニング検査 |
X線・CT室
当X線・CT室は、医師の指示のもと、診療放射線技師が安全・迅速・的確に撮影を行い、診断・治療に役立つ画像情報を提供する部門です。
被ばくの低減、装置の安全管理に細心の注意をはらい、患者様が安全かつ安心して検査が受けられるよう努めております。
X線・CT室の検査について
一般撮影検査 | 放射線を利用した検査の中で最も基本となる検査で、X線を診たい部位に当てて、身体を通過した情報から疾患や骨折の有無を調べる検査です。 検査の際はその部位に湿布やエレキバンなどがある場合は外して頂き、着衣を検査着に着替えて頂くことがあります。 |
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CT検査 | 身体の周りからX線を当て、身体を通過したX線情報をコンピューターで解析し、連続した断層写真(輪切り画像)を得る検査です。 当院では、骨折などの3D画像の作成や、腹部の撮影の際にはCTの画像データを用いた内臓脂肪の測定も行っています。 |
ポータブル式X線装置 | X線室へ移動が困難な方に対して、ベッドサイドでX線撮影を行う装置です。 装置はコンパクトでベッドサイドでの移動が容易です。 |
栄養科
患者様の疾病や年齢に応じた栄養管理と、
楽しんでもらえる給食づくり
栄養科は、患者様の疾病や年齢に応じた栄養管理を行うことで、病気の快復と健康維持のサポート、そして患者様にとってよりよい食事を提供することを目標にしております。
同病院の医師、看護師、薬剤師といった多職種と連携することで、患者様に合わせた食事づくりに取り組んでおります。また「行事食」や「誕生日膳」を提供したり、旬の食材を献立に取り入れたりすることで、患者様に食事を楽しんでもらえる給食づくりを目指しています。
地域連携室
病気や受診・入院・退院についての不安、
退院後の生活などで 心配なことや
お困りごとはありませんか?
地域連携室では、医療福祉相談や医事相談、医療機関連携、退院支援を行っております。
医師・看護師・医療ソーシャルワーカーが専門的な立場から相談をお受けいたします。
私たちは、地域の方や各職種の方と連携しながら、『地域で生活している人達』や『地域で生活を支えている人達』の思いに寄り添い、ご本人やご家族の望む生活を一緒に考えていく事で、私達のできる役割を果たしていくことが大切だと思っています。
~お気軽にお声をかけて下さい~
「困ったことがある」「家に帰りたい」「先生にこんなこと聞いたらいかんろか?」など、日常生活や療養中に悩んだり困ったりした時は、お気軽にスタッフにお声をかけて下さい。一緒に考えていきます。
皆さんに助けて頂きながら、地域で共に生活できるお手伝いをしていきたいと思っています。
お問い合わせ | TEL 0889-26-1175 FAX 0889-26-1388 |
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